命の大切さを学ぶ教室
2018年7月25日 10時48分昨年度、命の授業として、映画「うまれる」鑑賞とゴルゴ松本氏による「命」講演会を行ないました。今年度、山形県交通事故遺族の会「こまくさの集い」の代表渡辺理香さんによる「命の大切さを学ぶ教室」を、7月23日(月)に実施しました。渡辺さんは平成8年に小学校1年生の娘さんを交通事故で亡くされており、当時のことから20数年が経過した今も背負う様々な思いについて語っていただきました。
講話では、命の誕生と家族や友達との出会いは「奇跡」であり、とても尊いものであることを教えていただきました。また、「毎日の当たり前の生活がとても大切で掛け替えのないものである」、「みなさんの近くには大切に思っている人が必ずいる。自らの命を大切して」など、命の尊さを訴える言葉の1つ1つが心に残りました。生徒からもたくさんの感想が寄せられました。
~ 生徒の感想 ~
□大切な人を失った人の気持ちは失ってみないとわかりません。でも、失ってから分かるのでは遅い。今日の講話を通して命の尊さを私たちに伝えてくださったことに感謝しています。今日聞いたことは忘れずにこれからを生きていこうと思いました。
□大切な人と一緒にいることは本当に幸せなことであり、当たり前のことだと思ってはいけないと感じました。
□けっして命を無駄にすることのないように、産んでくれた母に、育ててくれた家族に感謝の気持ちを忘れずに生活していきたい。
□事故の被害者にも加害者にもなりたくないと思いました。自動車運転免許を取ったら安全運転をしていきたい。