「デュアル実践」成果発表会
2018年10月9日 15時43分9月28日(金)、「デュアル実践(※長期インターンシップ-[下記参照])」成果発表会を本校体育館で開催しました。今年度は2年次生19名が、16事業所で半年間(週1回)の実習に取り組みました。成果発表会には、事業所、県教育委員会、遊佐町商工会をはじめとする「デュアル実践」運営委員会などから、約40名の皆さんの参加をいただきました。成果発表会も3回目となる今年度は、ポスターセッション形式の発表とステージ発表の2部構成で実施しました。
新たに取り組んだポステーセッション形式の発表では、20数名を前に、マイクを使わず身振り手振りを交えながら、実習で失敗したことや学んだことなどを説明しました。話し手と聞き手の距離も近く、質問も数多く出され、一生懸命に回答する姿が印象的でした。説明を聞いた人からは感想や意見などを記入した付箋をポスターの横に貼ってもらいました。付箋に目を通し、じっくりと読んでいる発表者からは笑顔や安堵の表情が数多く見られました。
成果発表会では、昨年度に実施した3年次生の複数名がお世話になった事業所から就職内定をいただいたことや、初任者介護職員研修などの資格取得に取り組んだことが紹介されました。「デュアル実践」を通した1つの成果であり、一緒に取り組んでくださる地域の方々に感謝申し上げます。今後も地域の未来を担う人材育成に取り組む遊佐高校の教育活動にご協力・ご支援をお願いいたします。
「デュアル実践」とは・・・
遊佐町役場、遊佐町商工会、遊佐町の各事業所と学校が一緒に行う地域連携による授業で、本校2年次生の地域共生系列の生徒が、4月から9月までの毎週水曜日を基本に、同一事業所での長期インターンシップに取り組むものです。地域にある産業や仕事への理解を深めるとともに、自らの職業観を高め、その後の高校生活や将来の進路選択さらには地域貢献に繋げることを目指しています。
「デュアル実践」は山形県では初の取り組みであり、今年度が3年目です。「デュアル実践」は授業であり、受け入れ事業所での状況をもとに他の科目と同様に評価され、履修と修得の認定がなされれば卒業認定単位に加わります。
事業所さんの代表から講評をいただきました