12月17日(金)、本校体育館で「命の大切さを学ぶ教室」を実施しました。講師に交通事故遺族の会「こまくさの集い」代表の渡邊理香さんを迎え、「もう一度会いたい~伝えたい思い~」という演題で講演されました。渡邊さんは平成8年、長女の祥子ちゃん(当時6歳)を下校途中の交通事故で亡くされた体験をもとに、深い悲しみと絶望の心、そして命の大切さを伝えていただきました。親として子供を失う悲しさを痛切に感じることができ、命の尊さを訴える言葉の1つ1つが心に残りました。生徒からもたくさんの感想が寄せられました。
~生徒の感想(抜粋)~
・今日の講話では、大切な人を失ってからの悲しみや、命の大切さについて知ることができました。誰かが亡くなれば悲しむ人がいるように、私にも悲しんでくれる人がきっといるので、自分の命を改めて大切にしよう思いました。自分の大切な人に「ありがとう」という言葉をしっかり言えるようにするなど、小さなことから心がけたいと思います。(1年女子)
・講話を聞いて、いかに命はかけがえのないものかを改めて理解することができて、これからも命を大切にして過ごしていきたいと思いました。もし、身近な人が交通事故や犯罪の被害に遭った場合は、辛さを理解した上で優しく接する事を心がけたいです。今日の講話を聞いて、命や生きることについて考える機会になったし勉強になりました。(2年女子)
・今回の講話を聞いて、命の大切さについて改めて考えることができました。世の中には、免許を持っているものの、危ない運転やルールを守らないで運転をしている人が山ほどいます。私は、そのような人を少しでも減らせるような取り組みをすることが大切だと今回の講話から学びました。(3年男子)
