4月6日(金)、平成30年度がスタートしました。大掃除後、体育館に2年次34名と3年次35名が集合し、一学期始業式を行いました。校長式辞の中で、ものまねタレントのコロッケさんの著書『母さんの「あおいくま」』の話が取り上げられました。
あせるな
おこるな
いばるな
くさるな
まけるな
中学時代に右耳の聴覚を失いながらも母親のこの言葉を胸に頑張り、「まけるな」は自分に負けるなであることに気付き「これならいくらでも頑張れる」と生きてきた話が紹介されました。
これから始まる学校生活で「一歩踏み出す勇気をもって」や「みんなで元気に」を目指すことを確認する始業式となりました。
始業式前には新任式も実施され、今年度新しく赴任された4名の先生方が紹介されました。


1年次生は、授業「産業社会と人間」において、地域で活躍する人の話を聞いたり、企業や上級学校を見学したりしながら自己理解と職業理解を深める学びを行い、秋にはインターンシップにも取り組みました。この1年間の学習のまとめとして、自らの人生を見通し、〇〇代にはこうありたい、□□を実現したいなど、夢や目標を計画した「私のライフプラン」作成に取り組み、それぞれが考えたライフプランを発表するとともに、みんなのライフプランを集めた冊子作成も行っています。
2月23日(金)には、国際ソロプチミスト酒田のみなさんを前に「私のライフプラン」を発表し、「地域とのつながりを大切に」、「若い人の力で平和な社会に」などのアドバイスをいただきました。


雪が積もったある日の朝、校地への出入り口から昇降口までの間を除雪している生徒がいました。この日は、10cmくらいの積雪であり、業者による除雪は行われていませんでした。登校してきた生徒2名が、昇降口付近の雪を除けている学校技能員さんの姿を見て手伝いはじめたとのことでした。登校してくるみんなが歩きやすいようにと、通用門から昇降口までの50mほどの距離を除雪してくれていました。
足元の歩きやすさのおかげだけでなく、登校してくる生徒も晴れ晴れした気持ちで歩いているように見えました。うれしい朝の1コマ、紹介させていただきました。
青年による持続可能な地域づくり推進事業の庄内地区高校生地域活動セミナーとして、本校3年次生が、地域で様々な社会貢献活動に取り組んでいる青年とグループトークを行う『Talking庄内!in遊佐高校』を、平成30年2月2日(金)に実施しました。
セミナーでは、アイスブレイキングゲームで親睦を深め、自分の興味・関心について説明したり、これから自分ができることを話したりなど、地域との係わり方を考える機会となりました。
参加した生徒からは、「グループトークで勉強になった。地域に目を向けていきたいと思った」、「若者が地元を離れていく現状を知り、自分たち若者が地元を盛り上げることの大切さを知った」、「遊佐町少年議員での経験を生かしていきたいと思った」などの感想が聞かれました。


厳しい冬の日が続くこの時期、つかの間の快晴が心も晴れやかにしてくれます。
総合学科に生まれ変わっての1期生もまもなく卒業を迎えます。
1,2年次生もこの1年のまとめに取り掛かり、来春の新たなスタートに備えた日々を過ごしています。
