雪が積もったある日の朝、校地への出入り口から昇降口までの間を除雪している生徒がいました。この日は、10cmくらいの積雪であり、業者による除雪は行われていませんでした。登校してきた生徒2名が、昇降口付近の雪を除けている学校技能員さんの姿を見て手伝いはじめたとのことでした。登校してくるみんなが歩きやすいようにと、通用門から昇降口までの50mほどの距離を除雪してくれていました。
足元の歩きやすさのおかげだけでなく、登校してくる生徒も晴れ晴れした気持ちで歩いているように見えました。うれしい朝の1コマ、紹介させていただきました。
青年による持続可能な地域づくり推進事業の庄内地区高校生地域活動セミナーとして、本校3年次生が、地域で様々な社会貢献活動に取り組んでいる青年とグループトークを行う『Talking庄内!in遊佐高校』を、平成30年2月2日(金)に実施しました。
セミナーでは、アイスブレイキングゲームで親睦を深め、自分の興味・関心について説明したり、これから自分ができることを話したりなど、地域との係わり方を考える機会となりました。
参加した生徒からは、「グループトークで勉強になった。地域に目を向けていきたいと思った」、「若者が地元を離れていく現状を知り、自分たち若者が地元を盛り上げることの大切さを知った」、「遊佐町少年議員での経験を生かしていきたいと思った」などの感想が聞かれました。


厳しい冬の日が続くこの時期、つかの間の快晴が心も晴れやかにしてくれます。
総合学科に生まれ変わっての1期生もまもなく卒業を迎えます。
1,2年次生もこの1年のまとめに取り掛かり、来春の新たなスタートに備えた日々を過ごしています。

11月30日(木)、「生活習慣病予防のための減塩推進スキルアップ事業」を本校1年次で実施しました。
山形県の食塩摂取量は全国の値を上回っており、庄内地区の摂取量が県内で最も多いこと。庄内地区の野菜の摂取量は、目標とされている350gを下回り、県内で最も少ないこと。これらを学んだあとに、摂取目標である野菜の350gを実際に見たり、調理したスープの食塩量を測定したりしました。
今回は、日ごろから食育事業を行っている遊佐町のひまわりの会の皆さんと一緒に「焼うどん」と「野菜コンソメスープ」を作り、おいしく学ぶことができました。


授業「生涯芸術・美術」で作成した絵本を使い、遊佐保育園での読み聞かせを11月15日(水)に実施しました。
絵本の読み聞かせの前には、表裏に人形画が描かれたウチワをクルックルッと返して操作するウチワ型紙人形劇「ペープサート」で、桃太郎を披露しました。鬼退治をする際には、園児から大きな声援もあり、大いに盛り上がりました。
その後、年少、年中、年長に別れ、準備した絵本の読み聞かせを行いました。絵本を読み聞かせる場面では、園児に「この鳥は何?」、「熊さんはどうするのかな?」などの問いかけをすると、園児からも様々な質問や感想が飛び出すなど、絵本の世界が教室中に広がる賑やかで楽しい時間を過ごすことができました。
総合学科となった遊佐高校では、授業「生涯芸術・美術」のように学校で独自に学習内容を企画した学校設定科目という授業を他にも展開しています。今回の遊佐保育園訪問では、製作した作品を披露する喜びや楽しみとともに、新たな課題と意欲も生まれるものとなりました。



11月10日(金)、修学旅行4日目(最終日)。大阪は快晴。
最終日の今日は帰り支度もあり、日の出より早い6時起床。徐々に明るくなり、宿泊した17階、18階から見える朝日を浴びた堺市の街並みやヨットハーバーとも今日でお別れ。ちょっとした寂しさを感じます。
バスで海岸線やビル街の高速道路を走り、夢の時間を過ごしたUSJなどを見ながら大阪城に到着。8階の天守閣まで階段を上り、お殿様お姫様気分で?大阪の街を一望。4日目の疲れもあり、天守閣を降りた後は一休みする姿も。
お世話になった奈良交通のバスガイドさんは、歴史やその土地に関することをわかりやすく説明。例えば、大阪城周辺では、「大阪城を作った人は誰?」と問いかけ、返答した“織田信長”、“豊臣秀吉”、“徳川家康”がすべて正解に!? ・・・・・・ 勉強になりました。
最後の見学は、道頓堀散策。TVで見慣れたグリコやカニの看板が見える心斎橋に立つと、元気回復。2時間の自由散策に出発。
伊丹空港から新潟空港まで快適な空の旅を楽しみ、新潟空港からはバスで家族が迎え待つ遊佐高校へ。ここに3泊4日の修学旅行は無事終了。持ち帰ったたくさんの思い出は、家族に披露。




