酒田警察署生活安全課補導専門官を講師に迎え、平成31年度携帯電話・スマートフォン講話が行われました。

なお、本校の「携行品(携帯電話・スマートフォン等)の使用について」については次のとおりになっております。
①携行品は生徒としてふさわしいものを用い、学習に適しないものは学校に持ってこない。
②校内ではゲーム禁止とする。ゲーム類(トランプ等)は、「学習に適しないもの」です。
③携帯電話・スマートフォン(以下、スマートフォン等)でゲームをする場合は、通信機 器ではなくゲーム機と見なします。また、ポケットからはみ出すような派手で大きいストラップは禁止です。
④登校時に電源を切り、HR教室内の専用ボックスに預け、授業終了まで学校内での使用は禁止です。なお、家庭との連絡通信機器としてのみ、放課後、昇降口で使用可能です。
なお、次の場合、スマートフォン等を学校で預からせていただきます。
①特別指導期間中(指導が終わったら保護者に返却します)。
②校内で使用する際のルールに違反した場合(保護者に返却します)。
スマートフォン等の使用時間など、ルールを家庭で決めてください。
平成31年3月1日(金)、第64回卒業証書授与式が行われ、35名が卒業しました。
校長は式辞の中で、「しなかやか心をもち、まわりの力も借りてこれからの時代を乗り越えよう」と述べました。遊佐町長からは「遊佐町の自然がこれからも温かく見守ってくれる。新たな目標に自分らしさを見失うことなく強い信念で臨むことを期待する」、同窓会長からは「向上心を持ち努力し続けることで可能性が広がる」との祝辞をいただきました。
在校生代表の池田旭さんは、先輩のおかげで自信をもって行動できるようになったことへの感謝とともに、「うまくいかないときは、先輩方から教わったチームワークで乗り越えます」と誓いを述べました。
卒業生代表の伊藤風海さんは、高校3年間を「遊佐高校での経験が自分達を成長させるための糧であった」と振り返りながら、ともに学んだクラスの仲間にも「新たな世界へ踏み出しましょう。また出会える日を楽しみにしています」と語りかけ、強い絆で結ばれていることが伝わってきました。



2月1日(金)、8日(金)の2日間で、1年次生の「私のライフ・プラン」発表会を行いました。
「私のライフ・プラン」作成および発表は、総合学科の原則履修科目である「産業社会と人間」において、自己理解と職業理解を深めながら社会とのつながりとして自らの将来の生き方や進路について考察するものとして取り組んでいます。学校生活の中で取り組んできたこれまでの学びを活かしながら、人生のテーマ、自分の長所・短所、今までの私、これからの私といった内容をスライドにし、発表しました。人前で発表するのも大変であり、聞いてくれている人に届くように懸命に心がけている姿も印象的でした。



12月14日(金)、遊佐町地域おこし協力隊員5名とのトークセッション「地域おこし協力隊の皆さんと将来について語ろう」を行いました。
1年次生は、「産業社会と人間」の授業の中でライフプラン作成に取り組みます。ライフプラン作成を前にした今回は、遊佐町以外の出身者でありながら、遊佐町の魅力発掘やPR等で活躍している地域おこし協力隊の皆さんとの語り合いを通し、自らの進路を考える参考にしてもらおうと企画し、遊佐町と協力隊員のみなさんのご協力により実現することができました。
隊員1人と6〜7名の生徒が1つのグループとなり、なぜ遊佐町の協力隊員になったのか、高校時代はどんなことを考えていたのか、隊員を辞めた後の今後はどんなことをするのかなど、隊員が自らのことを話しながら、生徒の質問に答える形で進みました。最初は緊張していた生徒も、質問をしていく中で徐々に打ち解け、隊員の夢や自分の夢について楽しく語り合う時間となりました。



<生徒の感想>
□何かに挑戦することで新しいことを知り、新しい道を見つけ、選択肢が増えることを知りました。行動することが大切。まずは、自分のことを知ることから!! 雑談も大切。
□将来についてそんなに真剣にならなくて、もっとボーッとしててもよいという意見も多いと思った。みんな自由にやりたいことを1番にして考えていた。自分のやりたいことを持つことは大切だし、熱が入らないと意味がないので、私も「やりたいこと」を見つけて好きなことをして生きていきたいと思った。将来の幅が広がった。
□自分のやりたいことを諦めるのではなく、チャレンジすることが大事であることを知ることができた。遊佐町の良さを実感でき、自分の将来についても無理だと諦めずに挑戦していきたいと思った。
□苦労に苦労を重ね、チャレンジして見つけたことをやっているのだと思った。今の自分は嫌なことやできないものにはチャレンジせずに諦めているので、何にでもチャレンジしたい。
□自分は親に迷惑をかけてばっかりなので、将来は親孝行したいと思った。自分なりに将来を考えてこれからを生きていこうと思った。