12月14日(金)、遊佐町地域おこし協力隊員5名とのトークセッション「地域おこし協力隊の皆さんと将来について語ろう」を行いました。
1年次生は、「産業社会と人間」の授業の中でライフプラン作成に取り組みます。ライフプラン作成を前にした今回は、遊佐町以外の出身者でありながら、遊佐町の魅力発掘やPR等で活躍している地域おこし協力隊の皆さんとの語り合いを通し、自らの進路を考える参考にしてもらおうと企画し、遊佐町と協力隊員のみなさんのご協力により実現することができました。
隊員1人と6〜7名の生徒が1つのグループとなり、なぜ遊佐町の協力隊員になったのか、高校時代はどんなことを考えていたのか、隊員を辞めた後の今後はどんなことをするのかなど、隊員が自らのことを話しながら、生徒の質問に答える形で進みました。最初は緊張していた生徒も、質問をしていく中で徐々に打ち解け、隊員の夢や自分の夢について楽しく語り合う時間となりました。



<生徒の感想>
□何かに挑戦することで新しいことを知り、新しい道を見つけ、選択肢が増えることを知りました。行動することが大切。まずは、自分のことを知ることから!! 雑談も大切。
□将来についてそんなに真剣にならなくて、もっとボーッとしててもよいという意見も多いと思った。みんな自由にやりたいことを1番にして考えていた。自分のやりたいことを持つことは大切だし、熱が入らないと意味がないので、私も「やりたいこと」を見つけて好きなことをして生きていきたいと思った。将来の幅が広がった。
□自分のやりたいことを諦めるのではなく、チャレンジすることが大事であることを知ることができた。遊佐町の良さを実感でき、自分の将来についても無理だと諦めずに挑戦していきたいと思った。
□苦労に苦労を重ね、チャレンジして見つけたことをやっているのだと思った。今の自分は嫌なことやできないものにはチャレンジせずに諦めているので、何にでもチャレンジしたい。
□自分は親に迷惑をかけてばっかりなので、将来は親孝行したいと思った。自分なりに将来を考えてこれからを生きていこうと思った。
2,3年次生が「総合的な学習の時間」で取り組んだ学習のまとめとして、12月11日(火)に「校内成果発表会」を実施しました。
昨年度の遊佐高創立90周年記念事業の一環として地域の方々にも広く呼びかけをして実施した「学びの成果発表会」と異なり、今年度は校内発表となりましたが、しっかりと調べ、堂々と発表しました。発表の中には、コンビで寸劇(漫才)を披露する場面もあり、学校祭で爆笑コメディアンズから手ほどきを受けた漫才教室の成果?も見られました。
《発表内容》
3年次発表「遊佐カレンダー」
3年次発表「遊佐クイズ」
2年次発表「イバラトミヨと遊佐町の自然」
「地域デザイン」履修者による作品紹介







11月11日(日)、第17回遊佐町子育てフォーラムが開催され、本校3年次の佐藤拓真君が意見発表を行ないました。遊佐高校での様々な体験を通して、中学時代は人前で話すことが苦手だったが人前で話すことができるまで成長したこと。6ヶ月間の長期インターンシップ「デュアル実践」の最後には自ら行動できるようになり、実習先に就職内定したこと・・・・・地域に学び、地域を元気にする学校を目指す本校が取り組んでいる活動について、自らの経験や成長と重ね合わせ、堂々と発表しました。
また今回は、事例発表おいて、本校の後藤正樹教諭より「遊佐町との地域連携について」と題して、遊佐町と本校の連携した教育活動も報告させていただきました。


11月9日(金)、修学旅行4日目(最終日)。
4日目の朝、雨音で目が覚めました。今回の修学旅行期間中はじめての雨。
ビッフェ形式での朝食は、目の前の大阪城を見ながらの贅沢なひと時となりました。そして朝食後は、大阪城見学に出発。
ホテルから大阪城公園まではバスでの移動、今日のガイドさんはこれまでお世話になった2人のガイドさんとは明らかに違います・・・あっという間に大阪城公園駐車場に到着。ここから徒歩で移動中、バケツをひっくりかえしたかのような大雨に見舞われ、ずぶ濡れになりながらやっと大阪城の出入り口にたどり着きました。集合写真撮影も取りやめ、開門と同時に天守閣へ。日本一の高さを誇る超高層複合ビル「あべのハルカス」も霞んでいましたが、大都市大阪の景観を見ることができました。金のしゃちほこを間近に見てはしゃぐ姿もありました。蒸し暑いこともあり、早い生徒では20分後には天守閣見学を終えていましたが、大阪夏の陣にまつわる屏風図と歴史解説に見入る生徒もおり、1時間の見学時間では足りないとう声が聞かれました。幕末維新の特別展示がありましたがことらも駆け足での見学となりました。天守閣見学後、雨がやみ、一度は諦めた集合写真を撮ることができました。今回の旅行団は運がいいようです。
昼食はお好み焼き。お店の人の指導のもと、自分が食べる分は自分で焼くことになりましたが、鉄板の外にひっくり返してしまう人もおり、にぎやかなお好み焼き昼食となりました。昼食後は、道頓堀散策。あっという間に人混みにのみ込まれていきました。人の多さ、賑わいに集合時間までに戻ってこられるのか心配になりましたが、集合時間の5分前には全員が集合し、無事に帰途につきました。
お笑いのまち大阪には、なんばグランド花月があり、観光名所の一つです。今回の修学旅行ではお笑い観光は計画されていませんでしたが、今日のバスの中ではお笑いのエンタテイメントが繰り広げられました。それは、今日のバスガイドである、バス会社に所属しない“大阪のおばちゃんガイド”(勝手にこのように呼ばせていただきます)でした。ボケとツッコミを一人で操る“大阪のおばちゃんガイド”に笑いのツボを乗っ取られ、バスの中にいながら大阪の笑いの文化を満喫できてしまったのでした。“大阪のおばちゃんガイド”恐るべしです。
大阪の雨をお土産に持ってきたかのような雨の遊佐高校に到着し、4日間の修学旅行も無事に終わりました。
いろんなことを経験し、たくさん学ぶことができました。保護者の皆さん、そして修学旅行をサポートしてくださった方々に感謝!ありがとうございました。(2年次旅行団)






11月8日(木)、修学旅行3日目。
天候は晴れ、天気には大変恵まれており、今日も気持ちのいい朝を迎えました。
7時50分出発というあわただしい朝でしたが、昨日からの身支度がうまくできたためでしょうか、旅館の若旦那と園児である将来の若女将?のお見送りを受け、予定通りに京都を出発しました。
通過するところの歴史や地名の由来など、バスガイドさんからクイズを交えながら楽しくたくさん教えていただきました。天王山の近くでは、豊臣秀吉公と明智光秀公の「山崎の戦い(天王山の戦い)」が紹介され、明智光秀公の生涯が大河ドラマに決定していること、明智光秀公が当時の大名としては珍しく一人の女性を愛したこと、領民から大変慕われていた話などを聞きました。今日もガイドさんの話や質問には得意技?の珍回答が繰り出し、ガイドさんとの巧みなキャッチボール(会話)を展開する旅行団でした。
午前中は、吹田市資源リサイクルセンター「くるくるプラザ」を見学しました。回収されたごみの手作業による分別作業や3R(リデュース・リユース・リサイクル)の取り組みを実際に見て学びました。参考になるものがたくさんありました。
午後は、USJ。暖かく、上着を脱いで19時まで楽しむことができました。毎日の反省を記入する際、思い出となる今日の1句も記しています。ある生徒の1句を紹介して3日目の報告とさせていただきます。
「半端ない マジ半端ない USJ」
明日は修学旅行最終日です。今夜宿泊しているホテルの目の前にはライトアップされた大阪城があり、明日の午前中に見学します。午後は、道頓堀でのお好み焼き昼食と散策をし、遊佐高に帰ります。







11月7日(水)、修学旅行2日目。
今日は、京都市内での班別自主見学です。京都で学生生活を送った日本史が専門の後藤先生からご指導をいただき、事前学習に取り組んできました。その甲斐あって、見学先を金閣寺ではなく鹿苑寺と答える遊佐高生となりました。
天候は晴れ、日中の最高気温は23℃とこの時期にしては暖かく、見学日和となりました。しっかりと朝食を摂り、各班で計画した行程の実施に、元気よく出発しました。
《各班の見学先》
1班 清水寺→地主神社→東本願寺→京都タワー
2班 平等院鳳凰堂→清水寺→清水坂→西本願寺
3班 鹿苑寺(金閣)→広隆寺→2年坂→清水坂→三十三間堂
4班 壬生寺→鹿苑寺(金閣)→慈照寺(銀閣)→清水寺→三十三間堂
5班 鹿苑寺(金閣)→西本願寺→東寺→京都タワー
6班 伏見稲荷神社→三十三間堂→嵐山
どの班も早めに宿に近い京都駅にもどり、周辺の散策を行いました。
外国人との会話という課題が英語科から出されていましたが、今のところ外国人と会話したという報告は耳にしていません。一方で、引率教諭が「このバスは京都駅に行きますか?」類の質問を受けたのが複数ありました。外国人観光客の多い京都、物怖じしない外国人を実感するものとなりました。明日以降の遊佐高生のチャレンジに期待です。
夕食はすき焼きで、おいしくいただきました。お肉がなくなった後は、しらたき、玉ねぎ、麩そして“たれ”でごはんがススムくん。楽しくにぎやかな夕食となりました。明日のエネルギー補充も十分!と思っていましたが、夜間外出後にはカップラーメンを食べる強者もいました。(NHKに朝ドラ「まんぷく」の話になりますが、大阪発祥の食べ物の1つがカップラーメンだそうです)
3日目の明日は、大阪に移動し、大都市のリサイクセンター見学、そしてUSJです。
#追伸#
班別研修のため卒業アルバム用の写真撮影も含めて自分たちでの撮影をお願いしました。いただいた写真は見学先の建物や風景など、自分たちが写っているものがほとんどありませんでした・・・・・残念! そんな中、女子生徒の変装写真と男子生徒の渋い集合写真の2枚を掲載しました。








11月6日(火)、修学旅行1日目。
6 時30分、生徒31名元気に出発。お見送りありがとうございました。
新潟空港までのバスの中、早起きにもかかわらず結構にぎやか。これからの修学旅行を楽しみにしているのが伝わってきます。
定員の半分になる遊佐高生が後方席を占める満員の機内。離陸の瞬間、ちょっとした揺れや降下、ランディング後の急制動にもついつい悲鳴?歓声?の声に包まれる機体後方席。上空から見た大阪市街に興奮し、飛行機が旋回のために傾いているにもかかわらず「建物が傾いている!」の珍発言も。
本日の見学はバス移動。アイドル情報に詳しいバスガイドさんと意気投合し、ガイドさんの問い掛けにも好反応と、疲れ知らず。薬師寺でのお坊さんの話にも反応がよく、お坊さんの話もエスカレート?次の団体が待っているため、係員からお坊さんに“巻いて”のサインが出る始末となりました。
奈良公園では、スカートを噛まれたりブレザーに鼻水?を拭われたりしながらも鹿との交流を深める姿が見られました。
見学先の薬師寺と東大寺では、遠い昔の時代へのショートトリップを満喫し、建物や仏像の厳かさや美しさに感動し、日本の素晴らしさを再認識しました。
2日目の7日は、京都市内の班別自主研修です。






平成30年度山形県高等学校美術展に、本校美術部は絵画5点とデザイン1点を出品しました。今回、100号の油絵を描いた富樫辰華さん(3年)の作品『虚妄(きょもう)』が奨励賞を受賞しました。
作品の仕上げが1学期期末試験と重なりましたが、時間を上手に使って丁寧な作品作りに取り組みました。受賞おめでとう!!

「この作品で頑張ったことは花びらを1枚1枚描いたことです。1つの花に最初は3日かかりました。花言葉や絵をリアルに近づけるため頑張って取り組みました。苦労したことは“手”です。テーマも暗いイメージなので、どう表現すればいいか苦労しました。遅くまで残っていた私に、多くの先生方に声をかけてもらい頑張ることができました。」(本人)